3年目くらいまでの弁護士向け実務刑事弁護の覚書


by lodaichi

修習生と2回試験

修習生の方は、実務における事件処理というものと2回試験というものの相違を日々考えて、修習にあたってほしいと思うものである。

実務における事件処理も2回試験も、いずれも人に評価されるものである。

しかし、その評価の方法は同じではない。

2回試験では、点数という客観的と思える評価基準のみで合否を判定する。
実務における事件処理は、弁護士の場合、主に依頼者の満足という点で評価されるが、それのみならず、その事件に関わったその他の人々の一定の評価も受ける。

その他の人々というのは、
 法曹界以外の人から数えれば、依頼者の周囲にいる人、相手方、相手方の周囲にいる人
 法曹界の人は、相手方の代理人、裁判官、そしてボス弁などの同じ法律事務所の弁護士
などが考えられる。

2回試験では、決められた点数基準という軸ひとつにより計られるが、実務では、多軸で判断される。

もっとも、事件処理にせよ、2回試験にせよ、評価を受ける側の評価基準を読んで、それをクリアーするという点では共通していると考えられる。

それゆえ、2回試験というのは、多軸判断を受ける実務に慣れるための、手段として位置づければよい。

具体的にどんなことを考えればよいかは、それがまさに修習事項であるが、

人生\(^o^)/オワタの二回試験落ち日記

はその一助になるのではないか。
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by lodaichi | 2008-12-28 15:46