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3年目くらいまでの弁護士向け実務刑事弁護の覚書


by lodaichi

反対尋問の見込み時間

 検察官側が主尋問で、弁護人が反対尋問をしなければならないとき、弁護人は、反対尋問の見込み時間をいわなければならないが、これはどのくらいといったらいいか?

 尋問を重ねていくと、だいたい、このケースではこんな時間ということがわかるが、慣れないうちは途方にくれてしまう事柄のひとつかもしれない。

 目安としては、
「検察官の主尋問の時間と同程度」
といっておけば、これで80%程度は間違いが無いところである。

 もっとも、これを安直に考えてはいけないので、ここから実際の尋問を経て、反対尋問とはどうあるべきなのか、その時間はどのくらいかかるのかを会得する必要がある。
 
by lodaichi | 2008-06-12 07:36