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3年目くらいまでの弁護士向け実務刑事弁護の覚書


by lodaichi

懲戒情報(刑事)

大阪弁護士会:ベテラン国選を懲戒 否認事件で「手抜き」(毎日新聞)


 報道によれば、刑事事件の弁護人は

 被告人が起訴事実を否認したのに、検察側が裁判所に取り調べるよう請求した証拠すべてに同意した。

ことが懲戒事由(戒告)となったようです。

 大阪弁護士会は、
 弁護人のこうした行為について「弁護方針の検討や、被告の意見を確認しないまま初公判に臨んだと言わざるを得ない」と手抜き弁護を指摘。さらに検察側の請求証拠にすべて同意した点を「被告の防御権が損なわれた可能性は否定できず、誠実な弁護活動を行わなかった」と判断

とのことです。
by lodaichi | 2008-05-20 14:52 | 弁護士懲戒事例(刑事関係)