3年目くらいまでの弁護士向け実務刑事弁護の覚書


by lodaichi

被疑者段階での接見等禁止決定

 最近の千葉地裁での接見等禁止決定を本記事の最後に記載しておいた。

 新人弁護士君に「修習生のときに接見等禁止決定を目にしたことがあるのかね」と聞いたところ、どうも記憶があやふやなようであった。
 修習生というのは、記録を読んでいるようで、ただ眺めているだけなのだ。
 だから、おそらく目にしているはずであるのだが、記憶に残らない。
 問題意識をもたないと、人というのは記憶からすっぽり抜け落ちてしまうのだ。
 弁護人としては、当然それではいけないわけで、被疑者・被告人にどのような制約が課せられているのかを正確に把握しておく必要がある。

(被疑者段階での接見等禁止決定)
 被疑者に対する**被疑事件について、刑事訴訟法81条に掲げる理由があるものと認め、検察官の請求により、被疑者と同法39条1項に規定する者以外の者(ただし、下記の者を除く。)との接見及び文書(新聞、雑誌及び書籍を含む。)の授受を公訴提起に至るまでの間禁止する。

1 被疑者の勾留されている刑事施設に置かれた刑事施設視察委員会及びその委員
2 被疑者の勾留されている留置施設に係る留置施設視察委員会及びその委員
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by lodaichi | 2011-01-08 17:54