刑事弁護ビギナーズ
2009年 12月 02日
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32008132
うちの事務所の若手はみな持っているこの本。
今は新人弁護士にはこれが人気らしい
最近知った事だが、このブログもこの本で紹介されているそうな
どうりで、こんなマニアックなサイトに結構アクセスがあると思った(といっても、平日で50~90アクセスくらいだが)。
私が弁護士になったころ(1995年)は、このような親切な本はほとんどなかった
あったのは、
「刑事弁護」という日本評論者から出ている本
最近新版がでた
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32324592
裁判員の影響もあるのか本はたくさん出ているが、事件をこなしていくには、本にある知識だけではだめで、
事件の筋読みの仕方とか
刑事弁護に対するスピリットとか
具体的な尋問でどう切り込んでいくのかとか
は記録を読み込んで、議論していくしかない。
ひとりで考えているだけでは、やっぱり成長しないもので、いろいろな議論の中で見えてくるものがある。
本の使用に当たっては、そういうことは是非念頭においてほしいものである。